こんにちは、東京大学放送研究会です。
この間、自転車で30分くらいかけて、とある神社と植物公園に行ったのですが、植物公園から出て駐輪場の自転車を前にポケットに手を入れたところで、そこに入れたはずの自転車の鍵が忽然とその姿を消していることに気づきました。これは、落としたな……と思い、植物公園に戻ります。本来は再入場できない時間だったのですが、事情を話して職員さんのご厚意で入れていただき、過去の自分が辿った道を凝視しながら歩きます。職員さんも協力してくださったのですが、如何せん公園が広大だし、日が暮れかけていたこともあり見つからず……。さて、どうしたものか。幸い交通系ICカードは持参していたので電車でお家に帰ります。
もし自転車を買った4月ごろ、2つ貰った鍵の1つを数ヶ月前に紛失していなければ、それほど思い悩むこともないのですが、もちろん紛失しているので頭を抱えることになる訳ですね。家から最寄りの駅まで徒歩15分ほど。歩きたくないから買った自転車です。自転車を自転車屋さんに持って行って、鍵を外してもらうのが正解なのかもしれない。しかしめんどくさい。鍵のかかった自転車を最寄りの自転車屋さんまで引きずって行くなんて、考えるだけでもめんどくさい。
状況を打開する名案が浮かばぬまま、駅に歩いていく生活が日常になりつつあります。が、これが意外と悪くない。基本的には何かを聴きながら歩くのが普通で、最近では授業を取っている哲学者の國分功一郎氏の講演や出ていたラジオ、或いは先日亡くなった美術評論家の高階秀爾氏の講演なんかを聴きながら通学、帰宅しているのですが(もちろん東大もっとラジオ暮らしも聴きますぜ)、自転車に乗っていた頃よりもなんだか充実しているように感じるのです。
思えば中学時代も似たような通学スタイルをとっていました。当時は深夜ラジオ、具体的には三四郎のオールナイトニッポンゼロやオードリーのオールナイトニッポン、あるいは伊集院光深夜の馬鹿力がだーいすきだった私。朝0時50分に起きてリアタイするのはもちろんのこと、ラジオと録音機を繋いで、通学時にもう一度聴くために録音していました(当時はスマホを持っていなかったのでタイムフリーなんて贅沢なことはできません)。その録音したラジオを復習のような形で何度も聴きながら、片道30分を歩いていたのが私の中学時代でした。
しかし高校生になり自転車に乗り始めると(高校生になるとヘルメット着用の義務がなくなるのです。中学生の私はヘルメットが嫌いでした)、30分を15分にできる誘惑に負けてあっさり自転車通学者になってしまいました。大学に入ってもその癖が抜けずに自転車を買ってしまった訳ですが、今回鍵を失くしたことで思いがけず中学時代の通学スタイルに戻ることになったのでした。
自転車のない生活の評価が自分の中でかなり高いので、このままでは当面自転車を取り戻そう!という気も起きないのではなかろうか。私は暑がりなので、夏までには自転車奪還に動くことになる気も致しますが……。
というような話を、もう少し膨らませてラジオでするとエピソードトークということになるわけです。深夜ラジオだとパーソナリティーがそれぞれ毎週30分くらいエピソードトークをしているイメージです。深夜ラジオ畑で育った私はエピソードトークを聴くのが大好きなので、今回は「エピソードトークをしよう!」という、出演者に丸投げのなんとも雑な企画を出してしまいました。が、いやぁこれが面白かった……。さすが放研の先輩方。
ぜひ通勤通学途中にでもお聴きくださいませ。
ぷりん
出演者:ぷりん、お嬢、おかゆ
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