『毛利嘉孝のアート・リパブリック』
■第1回目2025/4/22(火)23:00-23:30 ,第2回目5/27(火)23:00-23:30
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■タイムフリー放送:
下記の期間中 「むんぱれTuesday」ページの「前回の放送」でお好きな時間に聴けます。第1回目2025/4/29(火)‐5/4(日),第2回目2025/6/3(火)‐6/8(日)
4月と5月の「毛利嘉孝のアート・リパブリック」は、4月末にイギリスの思想家・音楽批評家、マーク・フィッシャーの増補版『資本主義リアリズム』が堀之内出版から刊行されたのを機にフィッシャーの思想と『資本主義リアリズム』について音楽をかけながらあれこれと話をします。

■マーク・フィシャー『資本主義リアリズム 増補版』河南瑠莉+セバスチャン・ブロイ訳、堀之内出版
https://info1103.stores.jp/items/67b1b169be2d1218272dcba1
刊行直後から多くの人々を魅了し、熱狂的な読者を獲得してきた名著が増補版で再刊!
●千葉雅也推薦!!
●毛利嘉孝、木澤佐登志による書き下ろし解説を収録!!
【資本主義が拡大するほど、うつ病が増える?】 「資本主義の終わりよりも、世界の終わりを想像する方がたやすい」資本主義リアリズムの世界で、社会のしわよせはどこへ向かうのか──?ひとつの答えはメンタルヘルスだった。 社会の問題を個人の問題にすり替え、メンタルの問題を化学物質の問題にすり替えることで力を得ながら前進する資本主義の構造を鋭く美しい筆致で暴く。 後期資本主義の不毛な「現実」に違和感を覚えつつも、その要請を受け入れてしまう人々の主体性を、フィッシャーは映画、音楽、小説の中に見出していく。社会問題のみならずポップカルチャーにも光を当て、常に他の未来を構想し続けたマーク・フィッシャーの主著。
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