災害、戦争、政治、そして写真:砂守かずらさんを迎えて

2024/7/23(火)23:00-23:30 
『毛利嘉孝のアート・リパブリック』

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下記の期間中 「むんぱれTuesday」ページの「前回の放送」でお好きな時間に聴けます。
2024/7/30(火)~8/4(日)

今回の「アートリパブリック」は、砂守メディアアーカイヴズの代表、砂守かずらさんをゲストに迎えます。砂守メディアアーカイヴズは、かずらさんのお父さん、砂守勝巳さんの写真のアーカイヴや資料を中心に展覧会やイベントの企画や写真作品の収集、保存、修復、アーカイヴ化、関連領域の調査や研究を行っています。 砂守勝巳さんは、1996年『漂う島とまる水』で土門拳賞を受賞するなど、ドキュメンタリーや報道の分野として80年代から90年代にかけて活躍した写真家ですが、近年になって災害や戦争の記憶を撮った写真家としても再評価されています。 砂守かずらさんは、そうした再評価の活動を支えながらも、最近では自らプロジェクトを立ち上げ調査や研究を行い、写真として記録を残しています。特にパレスチナの状況が悪化してからは、さまざまなパレスチナ支援の場に出かけて、支援活動を手伝ったり、その様子を写真で撮影したりしながら、現在のアーカイヴを作っています。 今、日本のパレスチナ支援はどのようになっているのか。政治と写真、アーカイヴとの関係とは何か。そして、いま砂守勝巳をどのように理解すればいいのか。砂守さん自身の活動を紹介するとともに考えたいと思います。

(上2枚)2020年2月、原爆の図丸木美術館 砂守勝巳『黙示する風景』展(監修:椹木野衣)


2021年4月:ニコンプラザ東京THEGALLERY『CONTACT ZONE』展(監修 石川直樹)、11月:ニコンプラザ大阪THEGALLERY『CONTACT ZONE』巡回展

(上2枚)2022年6月、多摩美術大学アート・テークギャラリー2F『UNZEN-「平成の島原大変」:砂守勝巳と満行豊人をめぐって』展(監修:椹木野衣 主催:多摩美術大学芸術人類学研究所)

(上3枚)2021年撮影 雲仙普賢岳噴火災害の被災物(雲仙岳災害記念館)

(上3枚)2023年撮影 大阪釜ヶ崎越冬闘争

(上4枚)2022年、23年 福島県双葉町東京電力福島第一原子力発電所事故避難指示解除地域

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