8/22(火)23:00-23:30『毛利嘉孝のアート・リパブリック』
7月20日、21日の二日間にわたってソウル国立大学美術館でビデオ・アーティストのナムジュン・パイクの初期の音の作品をめぐるシンポジウム「ランダム・アクセス・サウンド」が開催されました。これは、パイクが23歳の時に東京大学に提出した卒業論文「アーノルド・シェーンベルグ研究」が筆写によって書き起こされ、一般に読むことができるようになったのをきっかけに企画されました。パイクの卒業論文は、卒業後パイク本人によってドイツに運ばれ、シュトゥットガルト州立美術館のゾーム・アーカイヴに収蔵されていました。
その筆写を中心的に行なったのが、今回ゲストの小栗栖まり子さん。対馬博物館で美術の学芸員として活躍する小栗栖さんは、どのようにしてこのプロジェクトに関わるようになったのでしょうか。8月のアート・リパブリックは、小栗栖さんに、その経緯とともに、学芸員としての対馬博物館のお仕事、そして対馬の生活についてオンラインでお話しを伺います。
小栗栖まり子(おぐりす まりこ)さん
プロフィール
兵庫県姫路市出身、対馬市在住。対馬博物館で学芸員(美術分野)として勤務。展覧会企画、教育普及活動、収蔵品管理等を担当している。 主に韓国の地域の中で展開されるアートシーンを研究し、日韓両国でアートプロジェクト等を企画して地域とアート、そしてミュージアムとの新しい関係を模索している。 主な企画に、映像作品《Imjingawa》上映会(対馬市、2020年)、展覧会「パリ→池袋→福岡·モンパルナス-芸術家が街に出る-」(九州産業大学美術館、2018年)等がある。2019年から対馬市立博物館の設立に従事し、2022年4月に「対馬博物館」が開館した。
★「毛利嘉孝のアート・リパブリック」
2023/8/22(火)23:00-23:30
リアルタイム聴取はこちらから。
★タイムフリー放送:
下記の期間中 「むんぱれTuesday」ページの「前回の放送」でお好きな時間に聴けます。
2023/8/29(火)~9/3(日)
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